記載内容は候補者からの届け出をそのまま掲載しております。
| No. | 氏名 | ふりがな | 2026年 12月1日 時点年齢 |
所属 | 役職 | 立候補事由 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 井澤 和司 | いざわ かずし | 50 | 京都大学医学部附属病院 小児科 |
講師 | 私はこれまで、自己炎症性疾患を中心に先天性免疫異常症全般の診断、病態解明、治療に取り組み、国内外の基礎・臨床研究に携わってまいりました。近年、遺伝子解析や免疫学的解析が飛躍的に進歩した一方で、いまだ原因や病態が明らかでない先天性免疫異常症は数多く存在します。また、専門的な診断・治療を受けられる施設も限られています。こうした課題に対し、小児科・内科をはじめとする臨床各科ならびに基礎研究者との連携を深め、病態解明を推進するとともに、その成果を診断・治療につなげる体制づくりに貢献したいと考えています。また、国内外の研究者との交流や国際共同研究を促進し、本学会の国際的なプレゼンスの向上に努めたいと考えています。さらに、若手医師・研究者が学会活動や共同研究に積極的に参画できる環境づくりにも取り組み、本邦における先天性免疫異常症の診療・研究の発展と、本学会の発展に貢献したいと考え、立候補いたしました。 |
| 2 | 石村 匡崇 | いしむら まさたか | 48 | 九州大学大学院医学研究院 成長発達医学分野(小児科) |
准教授 | 私は、九州大学小児科においてながく原発性免疫不全・自己炎症性疾患の診療・研究に従事し、多数の診療経験を有し、論文発表等を行っています。また、本学会発足時より学会員として参加し、学会の発展に貢献してきました。PIDJ委員、総務委員を担当していましたが、2025年度より学会理事に就任し、移行期医療や若手教育にも関わっています。今後も本学会の発展のため引き続き貢献したく、理事に立候補いたします。 |
| 3 | 井上 徳光 | いのうえ のりみつ | 64 | 和歌⼭県⽴医科⼤学 分⼦遺伝学講座 |
教授 | 私は、これまで、補体疾患の基礎研究者として、補体成分や補体制御因子が欠損して引き起こされる疾患を中心に研究活動を行ってきました。それゆえ、今後も引き続き原発性免疫不全症候群の重要な疾患の1つである先天性補体欠損症の専門家として、日本免疫不全・自己炎症学会の発展に貢献できるのではないかと考え、理事に立候補することを決意しました。原発性免疫不全症候群の中で、補体疾患は古くから知られています。最近、補体制御因子の欠損症や自己抗体が出現する自己免疫疾患に対し、補体の活性化を制御する多くの抗補体薬が開発され注目されています。それゆえ、補体が関与する疾患の診断や、抗補体薬の適切な使用に関して、臨床上必要な情報提供が必要となっています。私は、基礎研究者ではありますが、これまで補体制御因子の欠損症の分子メカニズムの解明に従事するとともに、患者を診ておられる医師に対して補体疾患の相談にも関わってまいりました。私を理事に選考していただけましたら、今後も、これらの業務に積極的に関与するとともに、日本補体学会と共に、本学会の理事として、補体疾患の研究や診療に従事できる専門家の育成と本学会の発展のために尽力していきたいと考えております。ご支援いただけます様何卒よろしくお願いいたします。 |
| 4 | 今井 耕輔 | いまい こうすけ | 59 | 防衛医科大学校小児科学 | 教授 | JSIAD設立以前より、PIDJプロジェクトの設立・運営・活用、遺伝子診断の推進・保険適用化、理研をはじめとする基礎研究者との交流、全国施設のネットワーク化に尽力し、新生児マススクリーニングの実用化・公費化を進め、患者会PIDつばさの会への支援などを通して、日本のIEI(PID/AID)患者のQOLの向上、早期診断、早期治療、に寄与するべく、事務局運営のサポートも含め、学会活動に粉骨砕身して参りました。また、国際的にも、APSID(アジア太平洋免疫不全症学会)設立にも関わり、アジア諸国との連携、ESID(欧州免疫不全症学会)主要メンバー、IPOPI(国際PID患者会)、JMF(ジェフリーモデル財団)、米国PIDTC(primary immunodeficiency therapeutic consortium)、欧州ESID/EBMT(欧州骨髄移植学会)IEWP(inborn error working party)への参加と交流、国内厚労省PID、AID研究班でのガイドライン作成時の情報提供、など、留学時からのネットワークを活かし、国内研究者、医師、患者さんのために尽力して参りました。引き続き、理事として、JSIADの発展とPID/AID患者のために、尽力させて頂ければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 |
| 5 | 植木 将弘 | うえき まさひろ | 45 | 北海道大学大学院医学研究院 小児科学教室 |
特任助教 | 私は北海道を拠点として先天性免疫異常症を中心とした小児免疫疾患の診療と研究を行っており、その経験からこれらの疾患の診断と治療の難しさを痛感しております。また、近年免疫疾患に対して様々な生物学的製剤・分子標的薬の有用性が報告されており、いかにして早期に診断し治療につなげられるかという課題にも取り組んできました。これらの課題は小児に限定されないため、成人発症の患者さんにおいても内科など成人診療科の先生方との連携を深め、移行期医療を含めた診療体制を構築してきております。また、早期診断のためには知識の伝達と情報共有が重要であり、北海道全体での診療連携や情報共有、全国ではIEIスクールでの若手教育にも関わってきました。全国の先生方との連携によって、日本全体として上記の課題や問題の解消に取り組みたく、日本免疫不全・自己炎症学会の理事に立候補致します。 |
| 6 | 江口 真理子 | えぐち まりこ | 59 | 愛媛大学大学院医学系研究科 小児科学 |
教授 | 私はこれまで、PIDJ委員会および新生児スクリーニングワーキンググループの委員として、原発性免疫不全症の早期診断と診療体制の充実に関わってまいりました。また、小児科および臨床遺伝の立場から、希少疾患の早期発見・早期治療と地域医療体制の整備に取り組んでおります。愛媛県では、県や各市町への働きかけを重ね、行政や関係機関と連携し、今治市での先行した全額公費化に続き、2025年4月には重症複合免疫不全症を含む7疾患の拡大新生児スクリーニングについて、全国に先駆けて県内全域での全額公費化を実現することができました。一方、四国では原発性免疫不全症の専門的な診療体制が限られており、当院が診療拠点としての役割を担っています。現在、隔週の勉強会や研究会などを通じた疾患の啓発と、四国4県をつなぐ診療ネットワークの構築に取り組んでおります。今後は、これまでの経験を生かし、地域の医療機関と専門施設との連携強化、新生児スクリーニングの普及と地域格差の解消、若手医師の育成に取り組み、日本免疫不全・自己炎症学会のさらなる発展に貢献したく、理事に立候補いたします。 |
| 7 | 大西 秀典 | おおにし ひでのり | 52 | 岐阜大学大学院医学系研究科 小児科学 |
教授 | 今回、日本免疫不全・自己炎症学会(JSIAD)の理事に立候補させていただきました。これまで2018年の学会発足時から8年余り理事を務めさせていただき、現在は総務担当の業務執行理事をお任せいただいております。また総務委員会、PIDJ運営委員会、PIDJ委員会、利益相反委員会などの委員会活動も担当しております。他学会ではありますが、日本小児科学会の理事を務めていることから、JSIADと日本小児科学会の連携にも取り組みたいと考えています。また、東海北陸免疫不全症研究会の代表世話人を担当しており、引き続き東海地区から全国に向けて原発性免疫不全症、自己炎症性疾患の診療、研究成果の情報発信はもちろんのことですが、疾患啓発や若手医師・研究者の育成、この領域の診療体制の構築に取り組んで参ります。 |
| 8 | 岡田 賢 | おかだ さとし | 53 | 広島大学大学院医系科学研究科 小児科学 |
教授 | 今回、日本免疫不全・自己炎症学会の理事に立候補いたします。 私は長年にわたり先天性免疫異常症の診療および研究に従事し、特に食細胞機能異常症や自然免疫異常症を専門として、遺伝学的検査に基づく病態解明に取り組んでまいりました。本学会においては、症例相談事業、PIDJ事業、かずさDNA研究所における遺伝子検査報告書作成支援などに貢献し、2025年からは副理事長として学会運営に携わっております。先天性免疫異常症は病態が複雑で正確な臨床診断が容易ではなく、遺伝子診断によって約半数の臨床診断が修正され、約25%で治療方針が変更されるといった報告も存在します。こうした現状に鑑み、今後は本学会を中心とした未解析NGSデータの二次利用の普及と、それに基づく先天性免疫不全症患者の診断率向上に努めるとともに、患者データベース(PIDJ2)の更なる拡充を力強く推進してまいる所存です。これらの取り組みを推進することで、本学会のプレゼンスを高め、先天性免疫異常症の認知拡大と診療の質的向上に貢献したいと考えております。 |
| 9 | 金澤 伸雄 | かなざわ のぶお | 56 | 兵庫医科大学皮膚科学 | 主任教授 | 私は日本免疫不全・自己炎症学会(JSIAD)の創立メンバーの中で数少ない皮膚科医の一人であり、学会創立以来継続して理事を務めさせていただいております。JSIADの更なる発展のため、特に若手医師や研究者の育成、皮膚科医や皮膚科学会との連携を目指して尽力して参りましたが、皮膚科医や皮膚科学会において本学会領域の重要性の認識がますます高まっているにもかかわらず、本学会の皮膚科会員はなかなか増えず、本学会領域が皮膚科医のサブスペシャリティとなるには程遠いのが実情です。その意味で、これまでに自身が果たした役割は決して十分とは言えないと感じています。今回の選挙で理事に再任させていただきました折りには、これまで以上に若手皮膚科医の会員増に努めるとともに、本学会で皮膚科医が果たすべき役割について見直し、近い将来に皮膚科医が中心となって、小児科医や内科医にも役立つJSIAD学術大会を開催することを目指して頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
| 10 | 河合 利尚 | かわい としなお | 54 | 国⽴成育医療研究センター | 診療部⻑ | これまでの免疫不全症や⾃⼰炎症疾患に関する診療や研究の経験を活かして、本学会の更なる活動や発展に貢献したいと考えております。慢性⾁芽腫症腸炎に対する多施設共同サリドマイド医師主導治験を実施した経験から、疾患レジストリや専⾨家ネットワークの重要性を実感いたしました。臨床経験や研究活動から得られる知⾒が幅広く共有され、学会員の皆様が交流を深められるような学会活動を進めていきたいという思いから、⽴候補させていただきます。また、新⽣児スクリーニングが全国的に始まり、免疫不全症を専⾨とする医師のニーズは⾮常に⾼くなっています。そのため、次世代を担う医師の育成と免疫不全症の理解を促進することは急務と考えます。2026年にはJSIAD主催IEIスクールの開催に携わり、その想いは⼀層強くなりました。本学会は、新たな知⾒の共有と普及、専⾨家ネットワーク、教育とキャリア育成、社会貢献、研究⽀援、国際的な連携など先天性免疫異常症の医療の発展において中⼼的役割を担っており、理事としてその⼀助になれるよう尽⼒したいと考えております。 |
| 11 | 神戸 直智 | かんべ なおとも | 57 | 兵庫医科大学 | 臨床教授 | 私は主に自己炎症性疾患の診療・研究に継続して取り組み、病態解明、遺伝子解析、新規治療の開発、診断・治療体制の整備を通じて、その成果を患者さんに還元することを重視して活動してまいりました。特にシュニッツラー症候群では、医師主導治験を通じてイラリスの効能追加や指定難病への追加に関わり、ブラウ症候群では国際的な治療ガイドラインの策定に参画するなど、国内外の研究者との共同研究を通じて、自己炎症性疾患領域の発展に努めております。本学会においては、これまで広報委員、雑誌委員として学会活動に携わるとともに、PIDJ委員会では遺伝子解析業務にも関わり、原発性免疫不全症・自己炎症性疾患の診断支援に貢献してまいりました。今後も、これまでの経験を活かして自己炎症性疾患の診療・研究、遺伝子診断体制の充実、若手医師・研究者の育成、関連診療科ならびに国内外の研究者との連携、学会からの情報発信をさらに推進し、免疫不全症と自己炎症性疾患の双方を包含する本学会の特色を活かした領域横断的な交流を通じて、本学会のさらなる発展に貢献したく、理事に立候補いたします。 |
| 12 | 岸田 大 | きしだ だい | 47 | 信州大学医学部附属病院 | 講師 | 私はリウマチ・膠原病内科専門医として、これまで成人の自己炎症性疾患の診療と研究に携わってまいりました。特に家族性地中海熱を中心とした遺伝学的検査や、全国の医療機関からの症例相談に長年取り組み、診断・治療における課題の解決に努めてまいりました。一方で、自己炎症性疾患は依然として診断や専門的診療へのアクセスに課題が多く、成人診療科を含めた診療体制の充実が求められています。これまでの経験を活かし、小児科と成人診療科の連携強化、診断・治療の標準化、専門医間のネットワーク構築を推進し、患者さんが地域や年齢にかかわらず適切な医療を受けられる体制の整備に尽力してまいります。これらの活動を通して、本学会のさらなる発展に貢献できれば幸いです。 |
| 13 | 桐野 洋平 | きりの ようへい | 50 | 横浜市立大学大学院医学研究科 幹細胞免疫制御内科学 |
准教授 | 私はこれまで、小児および成人の自己炎症性疾患の臨床・基礎研究に継続して取り組んできました。近年は、高齢発症の重症自己炎症性疾患であるVEXAS症候群の全国レジストリ研究を推進し、厚生労働省自己炎症性疾患研究班と連携して指定難病への指定に取り組みました。また、日本リウマチ学会移行期医療検討小委員会の委員として、希少な自己炎症性疾患・免疫不全症の患者さんが小児科から成人診療科へ円滑に移行できるよう、課題の整理と支援に携わってきました。国際的には、米国、フランス、英国、トルコと、自己炎症性疾患に関わる共同研究を進めています。成人リウマチ膠原病領域では、自己炎症性疾患の認知度はいまだ十分ではありません。疾患概念の普及、後天性自己炎症性疾患に対する遺伝子検査体制の整備、患者さんへの社会的支援の充実、レジストリ研究の推進が課題と考えています。これまでの経験と国際連携を生かし、小児科と成人診療科の協力を深め、VEXAS症候群やトリソミー8関連自己炎症性疾患など、新たに見いだされた自己炎症性疾患の診療体制と研究を拡充したいと考えています。具体的には、成人診療科の医師の学会参加を促す研究や学会活動を促進するとともに、後天的自己炎症性疾患の遺伝子検査の社会実装や診療体制を整備することを目指します。これらを通じて日本免疫不全・自己炎症学会の発展に貢献したく、立候補いたします。 |
| 14 | 古賀 智裕 | こが ともひろ | 46 | 長崎大学病院リウマチ・膠原病内科 | 講師 | 私は長崎大学病院リウマチ・膠原病内科で、成人の自己炎症性疾患の診療・研究と、免疫不全症の外来診療に携わっています。臨床遺伝専門医として、自己炎症性疾患ならびに免疫不全患者の遺伝子診断にも取り組んでいます。家族性地中海熱を含めた自己炎症性疾患、希少疾患、自己免疫疾患について、病態解明と診療への応用を目指しています。本学会では、PIDJ委員として症例相談と、かずさDNA研究所で実施された遺伝子検査の報告書作成を担当しています。また、移行期医療ワーキンググループの内科委員、自己炎症性疾患診療ガイドラインのシステマティックレビューチームの一員として活動しています。さらに、厚生労働科学研究費補助金の八角班(自己炎症性疾患)およびAMED桐野班(後天性自己炎症性疾患)の研究分担者として、全国的な診療体制や移行医療体制の整備、病態解明研究、診療ガイドラインの確立に取り組んでいます。小児期から診療を受けてきた患者さんが成人後も切れ目なく医療を受けられること、成人期に初めて診断される患者さんも適切な診療につなげることが重要です。理事として、小児科と内科の間で症例相談や診療情報の共有を進め、移行期医療と遺伝子診断の支援体制を充実させたいと考えています。また、トランスレーショナルリサーチや診療ガイドラインの普及と若手医師・研究者の育成にも取り組み、本学会の発展に貢献します。 |
| 15 | 齋藤 潤 | さいとう めぐむ | 54 | 京都大学iPS細胞研究所 | 教授 | 先天性免疫不全症・自己炎症性疾患の病態解明と治療法開発に、基礎研究および幹細胞研究の立場から貢献したいと考え、立候補いたします。患者由来iPS細胞を用いた疾患モデル研究や免疫・造血細胞の分化研究の経験を活かし、基礎研究と臨床研究の連携をさらに促進するとともに、本学会における研究交流の活性化と次世代研究者の育成に貢献したいと考えております。 |
| 16 | 笹原 洋二 | ささはら ようじ | 59 | 東北大学大学院医学系研究科 | 非常勤講師 | これまで本学会の発足当初より理事、広報委員長、各種委員会活動、および第9回学術集会主催を担当し、本学会の運営と発展に尽力して参りました。今後も引き続き、本学会の円滑な学会運営の継続、日本小児感染症学会や日本小児血液・がん学会との連携、および次世代を担う医師の育成のために微力を尽くす所存であるため、理事に立候補致します。 |
| 17 | 西小森 隆太 | にしこもり りゅうた | 64 | 久留米大学医学部小児科 | 教授 | 小児の遺伝性免疫疾患(原発性免疫不全症、自己炎症性疾患)の分野で診療、研究、教育を行って参りました。特に、自己炎症性疾患ではJSIADの前身研究会のひとつ、自己炎症疾患研究会を立ち上げ、同疾患に関係のある基礎研究者との連携、同疾患の啓発活動を行いました。また、厚生労働省難治性疾患政策研究事業、自己炎症性疾患ガイドライン班に所属して、診療体制の構築、ガイドライン・診療の手引きの作成、患者登録を視野に入れた全国調査を行いました。本学会の活動では、設立時からPIDJ委員として遺伝学的検査体制構築、運用、患者相談に直接関わりました。また、研究委員会委員として、立案された学会研究の審査、学術集会におけるプログラム委員を務め、移行期医療WG委員として遺伝性免疫疾患の成人移行について調査を行いました。また、第10回日本免疫不全・自己炎症学会学術集会の会頭を拝命しております。これまでの経験を活かし、国際的な視点を重視しながら、標準的な診断、治療を患者さんに届けられるよう、さらなる本学会の体制整備を進めます。また、次世代を担う医師、研究者の育成を行います。特に、標準的な治療のない難病の診療面での向上、小児だけでなく成人の診療体制のさらなる整備に尽力する所存です。 |
| 18 | 藤尾 圭志 | ふじお けいし | 55 | 東京大学大学院医学系研究科 アレルギー・リウマチ学 |
教授 | 私はこれまで、臨床免疫学、リウマチ学を専門として、自己免疫疾患・炎症性疾患の病態解明と診療の双方に携わってまいりました。特に、全身性エリテマトーデスや関節リウマチをはじめとする免疫疾患を対象に、患者検体を用いた免疫細胞解析、遺伝子発現解析、ゲノム情報を含む多層的解析を通じて、疾患の成立機序や病態多様性の理解に取り組んできました。近年、原発性免疫不全症、自己炎症性疾患、自己免疫疾患は、従来の疾患分類の枠を超えて、自然免疫、獲得免疫、炎症制御、遺伝的背景などの共通した免疫学的基盤の上に位置づけられるようになってきています。特に、単一遺伝子異常に起因する免疫異常の理解は、より一般的な自己免疫疾患や炎症性疾患の病態理解にも重要な示唆を与えるものであり、免疫不全・自己炎症領域と自己免疫・リウマチ領域との連携は、今後ますます重要になると考えております。これまでの臨床、研究、教育および学会運営の経験を生かし、日本免疫不全・自己炎症学会のさらなる発展と、本領域の診療・研究水準の向上に貢献したいと考え、このたび理事に立候補いたします。 |
| 19 | 増本 純也 | ますもと じゅんや | 59 | 愛媛大学 | 教授 | 愛媛大学医学部解析病理学の増本純也です。免疫不全症と自己炎症疾患の患者さんに直接向き合ってこられた臨床の先生方と、学会設立時から理事を拝命し、微力ながら学会誌のお世話をさせていただいております。これまで、小児科と内科の先生を中心に、多くの臨床の先生方に学会に加わっていただき、学会の発展と疾患メカニズムの解明に寄与していただいていることに大変感謝しております。実臨床において、先天性免疫異常症を診療する医師には、基礎的な分子生物学的知識や遺伝学的知識に加えて高次の免疫病態に至るまで、深く幅広い知識が必要となってきています。一方で、基礎医学の先生の参加は未だ十分ではありません。そこで、私は、基礎医学系の立場からの連携を活かし、病理学、免疫学、分子生物学、生化学などの基礎医学系の先生方に参加を勧め、さらなる学会の発展と疾患の解明に寄与して参りたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 |
| 20 | 宮前 多佳子 | みやまえ たかこ | 58 | 東京女子医科大学膠原病リウマチ内科学分野 (東京女子医科大学病院 小児リウマチ科) |
准教授 | 私は現在所属する施設において、小児期から成人期まで一貫したリウマチ性疾患・自己免疫疾患・自己炎症性疾患の診療体制を構築し、整形外科、皮膚科、眼科など他診療科との連携のもと、遠方からの紹介症例も含め、全国的に困難とされる自己炎症性疾患症例の成人移行にも取り組み、質の高い医療の提供に努めております。本学会では、研究委員会、PIDJ委員会、移行期医療WGの委員として活動してまいりました。さらに本学会代表として日本小児科学会小児慢性疾病委員会に参画し、今期(2026年−2028年)からは同委員長を拝命いたしました。小児慢性特定疾病「診断の手引き」の改訂を推進させていただく予定です。これまでの経験を活かし、小児・成人リウマチ性疾患領域の学術組織との連携強化や成人移行支援の推進にも貢献させていただきたいと考えております。どうぞ宜しくお願いいたします。 |
| 21 | 村松 秀城 | むらまつ ひでき | 51 | 名古屋大学大学院医学系研究科 小児科学 |
准教授 | 私は、先天性免疫異常症の診療・研究に従事するとともに、全国初となる重症複合免疫不全症(SCID)に対する新生児マススクリーニングを愛知県で実施してまいりました。現在は本学会新生児スクリーニングワーキンググループの一員として、全国の連携施設とともにTREC/KRECを用いた新生児マススクリーニングの多施設共同研究に取り組んでおり、本年その成果を論文として報告いたしました。早期発見と迅速な治療が患者の生命予後を大きく左右することを、日々の診療を通じて実感しております。今後も、全国どこで生まれた子どもも等しくスクリーニングを受け、速やかに確定診断と治療につながる体制づくりに力を尽くしたいと考えております。理事として、学会の活動を通じて新生児マススクリーニングの普及と質の向上、ならびに免疫不全症・自己炎症性疾患の研究推進に貢献してまいります。 |
| 22 | 保田 晋助 | やすだ しんすけ | 58 | 東京科学大学 膠原病・リウマチ内科 |
教授 | 私は、成人を対象とした膠原病内科医の立場から、これまでに成人自己炎症性疾患の診療に取り組むとともに、成人で発症する先天性免疫不全症およびこれに合併する自己免疫疾患の遺伝子解析を含む診断および探索的内容を含む治療に従事、その成果を対外的にも発信してきました。特に日本リウマチ学会・日本臨床免疫学会においてIEI診療の魅力と重要性を訴えてきました。 また、「移行期外来」を設置することで特に小児期発症のIEI患者の移行期および成人期における診療を積極的に引き受け、院内外からの紹介患者に対応しています。私は、今後も成人領域におけるIEI診療の普及、病因・病態解明および診療の向上に努めて参る所存であり、日本免疫不全・自己炎症学会理事に立候補いたします。 |
| 23 | 八角 高裕 | やすみ たかひろ | 60 | 京都大学大学院医学研究科 エコチル調査京都UC |
特定教授 | 私はこれまで、家族性血球貪食性リンパ組織球症や自己炎症性疾患など、全身炎症を主要病態とする免疫異常症を中心に診療と研究に取り組んでまいりました。近年、遺伝子検査や病態解析の進歩により、これらの疾患領域は新たな治療標的が次々と見出される発展の著しい領域となっていますが、非典型的症例や晩期発症例などの診断や治療には課題が多く、移行期医療の問題も山積しております。 このような状況を改善していくには、学会を中心として活発且つ持続的な取り組みが必要であり、その為には若手医師・研究者が活動に参画しやすい環境作りが重要です。臨床免疫学の面白さと重要性を積極的に発信すると同時に、多施設共同研究の推進と国際的な情報発信の強化に取り組みたいと考えています。免疫不全症と自己炎症性疾患を結ぶ活動と同時に、学会の未来を担う世代とベテラン世代をつなぐ架け橋となり、学会員の皆様にとって魅力ある学会運営を目指します。 |
| 24 | 和田 泰三 | わだ たいぞう | 60 | 金沢大学小児科 | 教授 | 先天性免疫異常症に関連する医療・研究の充実と日本免疫不全・自己炎症学会のさらなる発展に寄与したいと考え、理事に立候補いたします。2020年より理事、財務委員長を務め、2025年からは副理事長として学会運営に携わってまいりました。また、第5回総会・学術集会を主催する機会をいただき、学会活動の発展に努めてまいりました。これまでの経験を生かし、基礎研究から臨床まで幅広く活躍できる若手医師・研究者の育成に取り組むとともに、先天性免疫異常症を取り巻くさまざまな課題の解決に努め、今後も本学会のさらなる発展に貢献してまいりたいと考えております。 |
